岡山マジック速報

第15回 決勝カバレージ:Itami Vs Ohige

Author:ジェス川
2016/12/01(木) 24:00

第15回おかやまじっく、決勝卓についたのItamiとOhige。
Itamiはこの大会の常連プレイヤーで使用デッキはジャンドアグロ。
《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler(KLD)》や《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》とエネルギーを消費することにより攻撃力を上げるクリーチャーを駆使し相手を殴り倒すデッキだ。
対するOhigeは初参戦で普段はMagic Onlineを主戦場にしているプレイヤーだ。
使用デッキは緑黒昂揚。今流行りのデッキだが、《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》を採用という独自の改造を施している。
「昂揚は苦手」というItami、苦手な相手にどう立ち回るのか。そしてOhigeのチューンナップはゲームにどのような影響を与えるのか。戦いの火ぶたは切られた。


Game 1

先手はOhige、迷いなくキープを宣言。Itamiも少し悩んだ後にキープを宣言。
1ターン目はお互いセットランドのみ。2ターン目、Ohigeは《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》をキャスト。
対するItamiは《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》をキャスト。
お互いマナを増やす動きだ。

3ターン目、Ohigeは《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope(EMN)》をキャストする。
リリアナの能力でItamiの召使いを弱体化させ《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》でアタック。
Itamiのライフは18になった。

Itamiは《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》を唱え、Ohigeの手札を狙う。
公開されたのは《過去との取り組み/Grapple with the Past(EMN)》1枚、 《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope(EMN)》2枚、《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》1枚。
あまりに濃い手札に戸惑いながらも《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》を選択。
ターンを返されたOhigeは《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer(EMN)》をキャストし、《過去との取り組み/Grapple with the Past(EMN)》をキャスト。
《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》を確保し、残りの土地と《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》を墓地に送る。
確保した土地を置いた後、リリアナの能力で再びItamiの召使いを弱らせターンを終える。

ターンに入ったItami、ここでOhigeの墓地を確認する。Ohigeの墓地には土地、ソーサリー、インスタントの3種類のカード、昂揚は目の前だ。
確認を終えたItamiは《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》でエネルギーを増やし、《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning(KLD)》を《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer(EMN)》 に撃ち込む。
これでOhigeの昂揚は達成された。そして《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger(KLD)》をキャストし攻撃への態勢を整えターンを終える。

Ohigeのターン、《過去との取り組み/Grapple with the Past(EMN)》を唱え、《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer(EMN)》を手札に加え、キャスト。
リリアナの能力で《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger(KLD)》にマイナス修正を与えてターンエンドを宣言。

Itamiは《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》から赤マナを出し、《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning(KLD)》をキャストする。
貯まっていたエネルギーを消費し、昂揚状態の《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer(EMN)》に4点ダメージを与え、《屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger(KLD)》でリリアナに攻撃。
リリアナの忠誠度を1減らし、《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》をキャストしターンエンド。

Ohigeはリリアナの二つ目の能力を起動し、墓地に落ちた《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》を回収し、キャスト。
戦場は四体の蜘蛛に覆われた。
三体の蜘蛛を引き連れた大蜘蛛の襲来を前にItamiはただ土地を置くのみだった。

守りを固めたOhigeはイシュカナ一体の攻撃でItamiのライフを15に減らし、リリアナの二つ目の能力を起動し《巡礼者の目/Pilgrim's Eye(WWK)》を回収して唱える。
彼女の忠誠度はまだ残っている。着々と盤面が固まっている。

しかし、Itamiも黙ってやられるわけにはいかないと《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》からマナを出し、《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship(KLD)》をキャストし、《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》を撃破する。

だが、Ohigeはより強固な守りを築いてゆく。リリアナで《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》を弱らせ、イシュカナでアタック。
Itamiのライフは12。第二メインで少し考えた後昂揚を達成した《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》をキャストし《精神壊しの悪魔/Mindwrack Demon(SOI)》をサーチ。即座に戦場に送り込んだ。

Itamiは《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》をキャストし、セットランドを行い調査を行う。その後《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》でOhigeの手札を狙う。
公開されたのは《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》一枚、《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope(EMN)》二枚、、《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》1枚。
即座に機械巨人を選択し、ターンを終えた。

Ohigeは再びリリアナの二つ目の能力を起動し、墓地に落ちた緑巨人を回収し、キャストする。
悪魔と機械巨人に2個ずつ+1/+1カウンターを乗せ、悪魔でアタック。Itamiのライフは残り6になる。
ItamiはOhigeの場のクリーチャーの状況を確認した後、追跡者をスカイソブリンに搭乗させ、《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》をキャストする。
スカイソブリンと機械巨人に+1/+1カウンターを2個ずつ乗せターンエンド。迎撃態勢を整えた。

しかし、Ohigeの盤面も手札も強固なものとなっていた。悪魔と機械巨人で攻撃を仕掛ける。
Itamiがスカイソブリンにエルフと牙長獣を搭乗させ、機械巨人を機械巨人でブロック、スカイソブリンで悪魔のブロックを宣言したところにスカイソブリンに《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》を撃ち込みスカイソブリンを沈めた。
悪魔のトランプルによる貫通ダメージにより、Itamiのライフは3になった。
そこにOhigeはリリアナの墓地回収能力で《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》を選択。
Itamiは投了を宣言した。

Ohige 1-0 Itami

Game 2

先手はItami。Itamiはキープを宣言、対してOhigeは1マリガンを選択。
Itamiは《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》をセット、Ohigeは《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》から沼をサーチ。

2ターン目、Itamiは《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler(KLD)》をキャストし、Oginoは《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》をキャスト。
お互い順調な動きだ。

ターンを得たItamiは喧嘩屋でアタックを宣言し、能力をパワーを上げ、Ohigeのライフを16に削る。第二メインで《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》をキャスト。
殺意に溢れた盤面が築かれつつある。

しかし、それをいなすかのようにOhigeは《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet(OGW)》をキャスト。そのままターンを返す。

ターンを返されたItamiは《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》をキャストし、セットランドで調査を行う。
戦闘フェイズで喧嘩屋でアタックを宣言し能力を発動、Ohigeのライフは12になった。

パワーの高いクリーチャーに囲まれながらもOhigeは冷静にそれを処理する。《死の重み/Dead Weight(SOI)》で追跡者を潰し、カリタスからゾンビ・トークンを生成する。
カリタスでアタックを行う。これによりItamiのライフは17に減り、Ohigeのライフは15まで回復した。
第二メインで二体目の《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》を唱えてターンを返した。

Itamiは《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》を着地させ、三つ目の能力でカリタスを焼き払い、パワーを上げた喧嘩屋と牙長獣を突撃させる。
Ohigeは喧嘩屋の攻撃を通し、牙長獣をゾンビトークンでブロックし、相打ちに持ち込んだ。Ohigeのライフは14。

カリタスを失ったOhigeは《死天狗茸の栽培者/Deathcap Cultivator(SOI)》のアタックでチャンドラを倒してそのままターンを返した。

Itamiは攻撃の手を緩めない。《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》をキャストし、エネルギーを補充。再び喧嘩屋でアタックを仕掛ける。
しかし、Ohigeの唱えた《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》により喧嘩屋を失ってしまった。
これによりOhigeの墓地にはエンチャント・ソーサリー・インスタント・クリーチャーの四種類が揃い、昂揚は達成された。

喧嘩屋の猛攻を捌いたOhigeは《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》をキャスト。戦場は蜘蛛に覆われた。
それに抗うようにItamiは《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》をキャストし、セットランド。
《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship(KLD)》をキャストし、蜘蛛トークン一体を撃ち抜き、ターン終了を宣言した。

Ohigeは《巡礼者の目/Pilgrim's Eye(WWK)》をキャストし、《死の重み/Dead Weight(SOI)》で召使いを沈め、イシュカナと蜘蛛トークン3体でアタックを宣言。
これによりItamiのライフは残り9まで削られた。

追い詰められたItami、二枚目の《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》をキャストし、一番上の能力でOhigeのライフを狙う。Ohigeのライフは9。

「チャンドラ、ボディーががら空きだ」ターンを得たOhigeは栽培者と蜘蛛の群れのフルアタックでチャンドラを退ける。
そして《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope(EMN)》をキャストし、彼女の能力でカリタスを回収した。

Ohigeの軍勢に対して解答を得られなかったItami。地に堕ちたままの旗艦は空に浮かぶことはなく、ただ主の結末を見届けるだけであった。

Ohige 2-0 Itami






第15回おかやまじっく、優勝者は緑黒昂揚を使用した。Ohigeさんでした。おめでとうございます!


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